イタリア ポンペイ 4

実はポンペイで一番混んでいたのはここでした。
珍しく二階建てだ。
一体なんなのかもわからず とにかく人気スポットらしいと
ノンキに並んで待っていた私ですが
列の進みを気にしているガイドさんが前を見ては
「なんか子供とかもいますけど ココを子供に見せて
どうする気なんでしょうね…?」というガイドさんの言葉に
「???」…子供にお薦めしない観光地??
中に入ってやっと意味がわかりました。

ここはポンペイの娼館なのです。
中は狭く、小さな個室が一階に3~4個ありました。
そして特筆すべきは部屋の上に貼られたフレスコ画。
これは当時のメニュー表です。
当時はポンペイには船乗りがやってきたので言語が多数。
言葉の通じない異国の船乗りでもオーダーしやすいように
この部屋の女はコレが得意です…と絵に描いて表示していたそう。
しかし、今こうしてフレスコ画を見ると 部屋の数より絵が多い。
これは「コレがしたい!」と指さして注文した後に
それが得意な相手が登場したのであろうか…?

さすが千年以上も灰に埋もれた都市だけあります。
なんとまぁ人々の生活の生々しさが残って居るよ。
私が行ったのは7月ですが 先日知人が9月に行き
このポンペイのメニュー表の話になったのですが
お互い同じ都市に行きながら 見た場所が違う事が発覚。
私はこの娼館に行きましたが、知人はここは知らないと言う。
じゃあなんでメニュー表を知っているかといえば
「写真でこの絵を見た」とのこと。
(ちなみに娼館には行かなかったが、私が見ていない
某屋敷の広間なんかを見ていました。い~な~)
知人が行った娼館はだだっ広い空間に全員雑魚寝な
平土間の娼館だったそうです。

部屋の中はこんな感じで入り口にはカーテンだけという
プライベート感のない感じですが
ここはまだ個室だから平土間よりはいいのかな。
しかしベッドも石で硬そうだ
当時はこの上にマットレス?をひいたらしい…との事だが
どっちにしても辛そうだ。
平土間の娼館より、こっちの方が値段が高い娼館なのかも。
ついでに二階は上客専用だったようですが
二階は見せて貰えませんでした(ちぇ!)
二階のお部屋はちゃんと個室で広いらしい。
知人が言うには娼婦は外から連れてきた奴隷だったそうで
ポンペイ市民が娼婦だったわけではなさそう。
娼婦もお客も外国人で、オーナーがポンペイ人なのかな。