スペイン グラナダ1

さて 前に説明した通り 観光1日目の午前が終わると
バスはグラナダへと向かってひた走ります。
六時間かけてバレンシアに到着するとホテルに入り
翌朝は八時からまた六時間走るのです
バスに揺られること●時間。
ここで前に皆さんに聞いていたスペインのイメージについて語ります。
私も多分 スペインと聞いて思い描く事は皆さんと大差ありません。
正直 フランスやイギリス イタリアよりも出てこなくて焦った。
「行く」と決めたのは自分のはずなのに 思いの外
スペインに対する知識がない。
私にとって「スペイン」といったら「無敵艦隊」
無敵艦隊がイギリスに大敗してからスペインは世界史から
忽然と姿を消した幻の帝国のようなものです←(おいおい)
じゃあ その間スペインはどーしてたのか?
いやぁ そしてこれまたいつもなら事前に本とか読みふけるんですが
今回はスペインに関するいい本が見つけられず全然読まなかった。
かろうじて旅行のガイドブックを3冊と古いスペインの本1冊のみ。
そうなるともう自分の持っている今までの知識しかなかったが
私の愛読書は青池先生の名作スペイン歴史漫画「アルカサル」
試験テキストはまったく暗記できないくせに 漫画の台詞は丸覚え。
おかげで今回も地方名を聞くだけで胸がときめくのである←(馬鹿)
バスの運転手さんの紹介の時も
「彼はコルドバ出身の…」と言われているだけなのに
「なにぃ!コルドバ!となると寡黙な人だな…」と一人でウハウハ。
(そしてホントにこの運転手さんは寡黙で勤勉だった)
そんなわけで何もない平野をみても
「あぁここをペドロ一世が馬で走ったかも 」と妄想また妄想。
現実にはオリーブの畑が広がっています。
スペインはオリーブの生産が世界一なんだとか。
そんなわけでオリーブ畑のフォト。

さて偏った知識を片手に目的地に着いたのは観光二日目の三時。
……結局ほとんど走ってたようなものである。
グラナダにあるものと言えばなんでしょう?
それは「アルハンブラ宮殿」です。
スペイン語はHを発音しないので「アルハンブラ」では通じない。
正確には「アランブラ」といいます。
まずは隣接する夏の別荘「ヘネラリフェ」から参りましょう。
ヘネラリフェにいたる山道(?)からそうですが高い木々が生え
「これらは全部糸杉です」と言われました。
フラメンコギターもこの木で作るそうで あの独特な音色も
糸杉じゃないとでないみたいですね。
偶然生えたものではなく 意図的に植えられていました。
「キリスト教徒との戦いに負けた時 材木を持って行かれて
建築物や船が作れないように 建材にむかない木を選んで
植えています。キリスト教徒とイスラム教徒の戦いじゃない。
本当の目的は木材の取り合い」とガイドさんは言ってました。
そんなわけで建材にむかないモフモフした肉厚(?)の木が
噴水の回りで通路を作ります(なんか英国式庭園みたいな…)

離宮中央に位置する「アセキアの中庭」
アルハンブラもそうですが 何処にいても水音が聞こえてきます。
本当に砂漠の民が求めた理想の宮殿だったことでしょう。
「ここに王様が眠って…」と説明されるが何もない石の床。
せめて毛布とかベットとか置いといてくれ…と思いましたが
なんかホントに「石の上が一番涼しい」と言っちゃいそうで
怖くて突っ込めませんでした。
アルハンブラの現地ガイドさん なぜか案内しながら
「ここは●●の間です」というふうに名前を言わない。
おかげで隣接するアルハンブラに入った時も
「さて、どこからがアルハンブラでどこまでがヘネラリフェ?」
…という感じでいまだに確信が持てない(…から勘でいく)

ここはまだ「アセキアの中庭」ですから大丈夫ですよ(笑)
さぁ気分はスルタンっぽくなってきましたね←(?)
じゃあ頑張って進みましょうか~。