曽根崎心中

まぁそんなわけで。
休日出勤もなくなったので文楽の夜の部に行って来ました。
ああ良かった。チケット代が無駄にならなくて…。
今回は近松門左衛門の「曽根崎心中」です。
もうタイトル通り曽根崎で心中するお話。
しかし先日会社で
私 「土曜に文楽のチケット取っちゃったんだよね~」
後輩 「…文楽ってなんでしたっけ?」
私 「人形浄瑠璃」
後輩 「……え…?」
私 「えっと…日本の人形劇!」
後輩 「ああ!」
文楽って歌舞伎よりマイナーなのね…
今回は会場に結構若い娘さんたちが友人同士で来ている姿が
そこここで見受けられ、なんだか日本の未来は明るそう(??)
前回 東京の国立劇場で見たときは席が前の方でしたが
今回は買うのが遅くて座席は後ろでしたけど当たりです!
も~文楽は後ろの方が断然いいです!
全体の動きがよく見えるし 人形というより人にしか見えない!
しかし今のように一体の人形に三人付くようになったのが
二百数十年前からとは知りませんでした。
昔は人形も小さくて、一人で一体だったのだそうです。
さて「曽根崎心中」は恋仲の二人が誤解や策略にはまり
八方ふさがりになった末 心中にいたる物語。
天神森で死出の道行きをする二人。
「この世の名残り、夜も名残り。
死にに行く身をたとふれば あだしが原の道の霜…」
…と私でも知っている名文句が悲しく響く。いや素晴らし!
もう死ぬしかない二人が夜の森、戻れぬ道を進むのです。
ラストなんか台詞なし!三味線なし!
鐘の音だけで見事に心中します。
…日本の人形劇ってすごいねぇ…(ため息)