出禁

今日、図書館でどれを借りようかと悩んでいたら
カウンターの職員に あるオバサンが声をかけたのが聞こえた。
オバサン 「〇月〇日の××新聞ある?」
職員 「はい。こちらですね」 (…と渡す)
オバサン 「古い新聞だし、貰っていい?」
………は?
私は思わず背後からそのオバサンを凝視してしまった。
職員 「えっ?いえ…それはちょっと…」
オバサン 「じゃあ この一枚だけなら貰っていい?」
職員 「いえ。そういうわけではなくて…」
するとオバサンの手がなにやら動く。
職員 「あっ!破るのもやめていただいていいですか?」
どうもオバサンは、その欲しい部分を破って持っていこうと
したのを職員が慌てて止めたらしい。
職員 「コピーは取れますので、コピーでいいですか?」
オバサン 「あぁ、そうなの?」
職員 「はい、じゃああちらに…」 とコピー機を差すと
オバサンはそのまま動きはじめた職員の後ろからカウンター内へ
ズカズカと入っていき職員が慌てて止める。
職員 「あっ!すみません、こちらには入らないで下さい」
その後もオバサンは貸し出しカードを持っているかと聞けば
「随分前に無くした」とか、何処までも自由なことを言っていた。
いや しかし、自分だって昔の新聞を図書館で見ようと思って
来たのだろうに、それを貰えると思うってどういう精神なんだ?
しかも破って持って帰ろうとするとは何事よ…(汗
「貰っていい?」と聞いた時の言い方も
「貰ってもいいかなぁ~?」というおねだり系ではなく
「貰っていいよね」という断定的な平坦な声だった。
ああいうオバサンは図書館に出禁にしてほしい!