出雲旅行 3

坑道の中は暗いので、写真は撮りませんでした。
(代わりに動画を撮っちゃう所が時代の流れかしら)
フォトは坑道出口を外側から撮ったものなので
電気とか道とかが広くフラットに整備されていますが
ホントの中は暗く狭いのでご用心。
中は本当に暗く、わずかな明かりの中で作業していたので
採掘作業をしていた彫士の人は銀の鉱脈に当たると
わずかなノミ先の感覚の違いだけで察したのだそうです。
当時の彫士の人のお給料は江戸の大工と比べても
べらぼうに高かったそうですが、専門職ですもんねぇ…。
ちなみに坑道の中での作業は完全な分業制。
彫士の人は一度 中に入ったら数日は地上(?)に出てこない。
掘った石はそれを集めて背中に背負って運ぶスタッフがいる。
狭い坑内なので体の小さな子供がアシスタントとして働いており
彫士は細かい用はこの小僧にやらせて坑内にこもる。
(…現代で言ったら、ちょっとコンビニ行ってこい…的な?)
この小僧たちがお年頃になると試しに掘らせてみて
筋が良さそうな子が彫士になるのだそうな。

ひんやりと涼しい坑道を抜けると、また灼熱地獄です。
まぁ帰り道は下り坂だから行きよりは楽なんですけどね。
道の途中に、かつての役人住居跡があり
無料で見学・休憩ができます。
お昼時だし、皆さんサクサク帰りたいのか ランチ優先なのか
全く興味がないのかわかりませんが、誰もいない(汗
地元の住民らしいスタッフが「どうぞお休みくださ~い」と
入口に座っているだけのローカル感ですが素敵でしたよ。

そんなわけで中に上がって扇風機も使わせてもらって
美しい庭を眺めつつ気力・体力チャージ。
徳川家康は関ケ原の戦いに勝利した後、
速攻でこの石見銀山を押さえたのだそうだが、そうだよね。
(お金は大事だよ うん)
ガイドさんが言っていたのだが
石見銀山が発見された時の伝説(?)は
「海上を航行中の船から見た時に、山が光った!」ので
その山を掘ってみたら銀が出た!…というそうだが
「どう見たってこの山が光って見えるわけないですよねぇ。
日本ってまず高価な物が見つかった時の伝説って
ピカッと光った!…なんですよ。
かぐや姫だって竹が光ってますからね」
…という解説に個人的に大ウケしてしまった。
ちなみにガイドさんとは間歩の出口で解散である。
一番 ガイドをしていて辛いシーズンはいつですか?と聞いたら
「夏ですね!」とキッパリ。
…ごごごごご ごめんなさい(汗)
おススメシーズンは緑が茂る前だそうです。
「今は木々の葉に隠されてしまいますけど、まだ葉が出る前は
山自体の形がよくわかりますよ」とのこと。

さて 敷地内はカフェは多いが食事ができるところとなると
微妙に少ない。
そんなわけでランチもやっているお店にイソイソと入る。
疲れているし汗だくなので、座れて涼しいだけでも幸せ。
やっぱり料理は盛り方のセンスが大事よね。
私はこんなに可愛く盛り付けできない…。