RED SWAN

日常生活の呟きと旅日記 前のブログからの引っ越しなので、絵文字などが移行されず、昔の記事は抜けている物が有ります。

スペイン マドリッド1

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  おはようございます。
  昨日の夜にマドリッドのホテルにチェックインし
  とうとう観光は本日がラスト一日とあいなりました。
  長いような短いような…(皆さんには長いですか。そーですか)

  マドリッドのお宿は巨大ホテルでした。
  棟がいくつかに分かれており どの棟かで乗るエレベーターも違う。
  今までのこぢんまりしたホテルとは全くちがいます。
  規模もでかいがロビーに輝くシャンデリアとか調度品とか
  果てしなく続く廊下に並ぶ椅子とかを見ていると
  「フェリペ2世がいたエル・エスコリアル宮の一角もこんな感じ?」
  と思ってしまう(いや 豪華さが全然違うと思うけどさ)

  とにかく規模が大きいだけに朝食のバイキングも種類が多い。
  一番充実していたと思います。
  それでも私がてんこ盛りで持ってくるのはレタス…
  中国人の観光客も多いのか謎の春巻きもどきとかもありました。
  (レタスの右の物体ですね)
  この日はフルーツも取ってみた。
  テーブルに椅子が四脚で何処のテーブルに座ってもいいのですが
  座ると給仕の男性が銀のポットを二つガツンと置いていきます。
  コーヒーと紅茶かな~?と中を覗くと 中身はコーヒーとミルク。
  どちらもホットなので私は先にミルクを入れてコーヒーで割る。
  スペインは紅茶文化はないのだね…(しくしく)




  マドリッドの観光はスペイン広場から始まります。
  マドリッドのスペイン広場…です(ホントに各市にあるのぅ…)
  このとき多分 朝の9時頃かと思いますがスリに気をつけろと
  散々言われました。でもまだ吐く息も白い朝の事ですが…
  人影もまばらな広場…というか公園。
  私達の団体以外の人を探す方が大変なんですけどね。
  
  この広場に立つのはドン・キホーテとサンチョ・パンサの像。
  そして後ろにたつ白い塔に座っているのが作者セルバンテス。
  どーしてこんなにスペインが「ドン・キホーテ」に力をいれるかは
  なんとあのお話 聖書の次に世界中で読まれているという
  大ベストセラーなのだそうです(驚愕!)
  セルバンテスが「ドン・キホーテ」を発表したのが1605年。
  (日本でいったら関ヶ原の戦いが1600年だよ)
  以来400年 世界中で読まれているらしいが……。
  そんなわけで「ドン・キホーテ」はスペイン人の誇りなわけだ。
  まぁ日本だと「源氏物語」にあたるのか?
  あれは世界最古の「長編小説」なんだよ(えっへん)




  スペインの首都であるマドリッドですが
  実際はフェリペ2世が1561年に宮廷をこちらに移したのです。
  だからマドリッドはスペインの歴史の中でも比較的新しい町。
  バスの窓からみた町並も「新しいな…」と面白味に欠けました。
  今まで見てきた町の方が個人的には好みのようです。

  さてやっとこさスペインの歴史における有名人「フェリペ2世」に
  たどり着きましたね(笑)
  エリザベス1世に「無敵艦隊」が敗れた…と嫌でも歴史の教科書に
  負け戦の記録が残っている彼ですが 彼は栄光と黄昏の王。
  彼の時代にスペインは最大の領地に達し そして彼の人生の黄昏に
  太陽の沈まぬ国と言われた帝国も黄昏の予感を感じ始めます。
  みなさん 前にスペインが栄華に輝いたきっかけは「血筋」
  と言ったことを覚えていますか?
  血統による強みで即位し 領土をウハウハ貰って繁栄しますが
  黄昏の理由もなんと領土問題でした。
  統治下の各都市が「独立」を宣言し始めたのです。
  オランダが独立し工業地帯を失い ポルトガルまで独立。
  他国との戦争は負け続け 今度はスペインの王位継承戦争。
  スペインを二分する争いを12年も続けているうちに
  スペインはドンドン他国に遅れを取ってしまったのです。

  



  私、このことを知って一人で深く納得いたしました。
  「あぁ…どーりで負け戦後に世界史で名前を見ないわけだ…」
  まさか内乱でドンパチやってたとは思いませんでした。
  日本だって戦国時代の事は世界史にかすってもいないだろうし。
  
  こうしてどこの国もあまり相手にしてくれなくなったスペインは
  第一次世界大戦の時には中立を宣言。
  (ほら どことも同盟なんか結んでないからしがらみナシ!)
  戦争特需で国内好景気になったそうですが終戦と共に
  社会不安が増大。…こうしてみると人の心の移ろいって面白い。
  王政が終わり共和制に移るも やがてフランコ独裁政権へ。
  (まぁこの辺の時代にピカソとかが居たわけですな)
  フランコの時代に第二次世界大戦でナチス・ドイツに協力しろと
  迫られつつも フランコはうまくかわしまくり中立。
  フランコの死後に独裁政権から王政復古。
  1986年にEU加盟…と、さらっとわかるスペインの歴史でした。
  (かなりかっ飛ばしたけど 後はご自分でどうぞよろしく~)
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