スペイン マドリッド4

美術館見学が終わると免税店へ連れて行かれます。
大体どの団体旅行も旅行中に数軒の土産物屋がコース内容にあり
あまり買う気が無くてもお約束的な土産物が見れます。
スペインのお土産というと何を想像しますか?
スペインは皮製品とブランドでいったらロエベ。
私 ロエベがスペイン王室御用達だとは知らなかった。
(つーか ロエベってスペインなんだ~って感じでしたから)
服飾ブランドでいったら「ZARA」がスペインなんだね。
個人的に一番驚いたのは
最近大人気のシリコン樹脂のキッチン用品「ルクエ」(レクエ?)
あれってスペイン製なんですね~。
「日本で買うより千円くらいは安いですよ」と言われたので
自宅用に一個購入(…したがまだ使っていない )

さて お昼にいたしましょう。
やっと名物「パエリア」ですがパエリアって色々あるらしいです。
私達 日本人が想像するパエリアってエビとかがガツンと乗ってる
魚介盛り沢山のタイプですけど多分あれってシーフードパエリア。
これはミックスパエリアになります。
おいしいです。
おいしいですけど絶叫するほどでもなく…まぁ普通においしい。
さて旅の途中やたらと名前の出てきた「フェリペ2世」ですが
去年の秋に「メトロポリタンオペラに行きたいな~」と
私が叫んだのを覚えていらっしゃいますか?
交通費と宿泊代とチケットで10万超えるわ…と言ってたやつです。
実はメトロポリタンオペラの今回の演目が「ドン・カルロ」でした。
フェリペ2世には色々と疑惑があるが(どんな王様もそうだけど)
一番有名なのは「弟殺し」と「息子殺し」の疑惑でしょう。
フェリペくんのパパ(カルロス1世)は旅先のドイツで
美女との間に男の子をもうけます。
彼の名はヘロニモ・キハノ。
これが後の世に有名な「ドン・ファン・デ・アウストリア」です。
パパの遺言で異母弟の存在をしったフェリペくんは弟に
「ドン・ファン」の名を与え王家の一員とし宮廷に迎えます。
兄と違って明るく社交家で提督としても活躍するドン・ファンは
有名な「レパントの戦い」でトルコの大艦隊を撃破し英雄になるが
ある意味これが不幸の始まり。
「ドン・ファンをスペイン王に!」という国民の声にフェリペくんは
心中穏やかならぬ物を感じ始める
やがてドン・ファンに対する態度は冷淡になり
遠く離れたフランドルへと追いやる。
異母兄の冷たい仕打ちに耐えながら ドン・ファンは他界。
病死であったとされるがフェリペくんの暗殺説がまことしやかに
囁かれた。…まずこれが「弟殺し」の方。

さて「息子殺し」ですが
フェリペ君は最初の妻との間に長男をもうけます。
これが「ドン・カルロス」
彼は生まれつきひ弱で精神的にもちょっと壊れていました。
父親に対する対抗心からフランドルの叛徒と密約をかわすが
それは父親(国王)に対する反逆罪でした。
監禁されたドン・カルロスは23歳の若さで謎の死をとげます。
病死か 自殺か それとも──?
ここでも父親のフェリペ2世による暗殺が囁かれたのです。
話は更にややこしいのですがフェリペ2世は数回結婚しています。
別に次々と女を変え…ってんじゃなく 奥さんが亡くなったので
そのたびに何度も政略結婚で再婚しています。
三番目(…かな?)の妻 フランス王女エリザベト・ド・ヴァロア。
実は彼女は元々は息子ドン・カルロスの婚約者でした。
しかし 父親の方が(妻の死によって)独身になったものだから
結婚相手が息子から父親に変更に!(政略結婚ですからねぇ)
ドン・カルロスが謎の死をとげた年の秋、彼女も他界します。
そのせいで世間はますます色々な噂を囁いたのです。
王子の名前は「ドン・カルロス」
オペラのタイトルは「ドン・カルロ」(おや~?)
オペラの物語はこうです。
スペイン王子「ドン・カルロ」は婚約者のフランス王女
「エリザベッタ」と出会い愛を確かめあうが
そこへ「父王フィリッポ2世」の妃になると決まったという
残酷な知らせが届く。
傷心の王子を親友が慰めるが 彼女に会うと王子は激しい愛を歌う。
しかし王子を愛しつつもエリザベッタは拒絶。
そこへ現れた父王が二人の仲を疑い始め……。

ええ、はい。
姑息に名前を変えてますが(ほとんど変わっとらん!)
まんま「フェリペ2世さんちのホームドラマ」です。
しかも妄想版ですよ(ぷぷぷ)
ご家庭事情がオペラになってるんだから大したもんです。
オペラを観には行きたいけど10万は高いな~
…だったらもうちょっとイロを足して
スペイン旅行に行った方がよくないか?と思ったのでした。
で、行ってきたから満足したか?というと
「う~ん ますます行きたいな~」と思いました(苦笑)
でもお金がないので厳しいでしょうね。